河内西国三十三箇所観音霊場巡り(第31番〜客番)

第31番   <御本尊>十一面観音   融通念仏宗
〒577-0061
大阪府東大阪市森河内西1-34-26
TEL 06-6781-4272
<交通>
◎JR学研都市線放出駅から南へ徒歩10分。近鉄奈良線布施駅北口から早瀬橋・蒲生四丁目行バスで森河内下車西へ徒歩5分。
<年中行事>
2月3日 節分星まつり
3月21日 春期彼岸会
5月15日 開山会(天得如来御開帳)
7月2日 毘沙門天供養会
8月15日 法界施餓鬼
9月23日 秋期彼岸会
11月13日 十夜会
12月3日 毘沙門天八功徳会
円通寺は、古来より大念仏宗で末寺四ヶ寺をもつ中本山格の名刹である。本尊十一面観音は、聖徳太子の作として古くから知られ周辺近郷近在から“足の観音”として信仰されている。
太子、物部氏追討の後自ら刻まれ、永く四天王寺に奉安されていたがある時、この観世音に信仰の厚かった玄海上人が円通寺住職になられたところ、その夜の霊夢に観世音が現われ、「私は、衆生と悲しみを分ちあい、喜びを共にしたい」とおっしゃられ、翌日観音自ら同寺に来り本堂に御座された。それより後円通寺の観音として安置されている。世に足の観音として中風等に霊験あらたかなり。
第32番   <御本尊>阿弥陀如来
     布施観音  延命地蔵尊
  浄土宗
〒577-0807
大阪府東大阪市菱屋西4-5-15
TEL 06-6721-9561
<交通>
◎近鉄奈良線小阪駅から南西へ徒歩5分。
<年中行事>
1月元旦 修正会
3月21日 春季彼岸会
4月8日 釈尊降誕花まつり
8月第1日曜 うら盆会施餓鬼
8月24日 地蔵まつり水子大供養
9月21日 秋季彼岸会
12月 成道会
毎月24日 水子供養
寛文2年、京都獅子谷法然院二世忍徴上人、石清水八幡宮の祠畔に一堂を建て一丈六尺の地蔵菩薩を迎えられた。明治25年、名阿上人、より多くの人の化益のため、大阪一番の繁華街ナンバ新地にお遷し申し、寺の名前も延命寺と改められた。
大正13年、南海電鉄ナンバ進出のため現在地に移る。本尊は鎌倉時代の阿弥陀如来を祀る。地蔵尊も亦鎌倉時代の作で珍らしく腹帯を召された優美なそのお姿は、腹帯地蔵尊、また水子供養地蔵尊として、参拝するものの心のやすらぎを約束する。
第33番   <御本尊>十一面観音   新真言宗
〒577-0054
大阪府東大阪市高井田元町1-11-1
TEL 06-6781-0797

<交通>
◎近鉄奈良線永和駅から北へ徒歩5分。
<年中行事>
1月元旦 修正会
1月1日〜15日 河内七福神詣り
2月3日・4日 節分、星供、大般若、護摩
3月21日 春季彼岸会
6月15日 宗祖、弘法大師御降誕会
8月21日 孟蘭盆施餓鬼会
9月23日 秋季彼岸会
12月12日 三千佛名会開山忌
毎月21日 弘法大師、慈雲尊者御影供
毎月28日 息災不動護摩奉修
寺伝によると当山は今を去る1400年昔百済系渡来僧により入法せられしをもって百済山と称し、後、聖徳太子が河内で活躍され仏教を広められたので聖徳太子を開基とする。
当山本尊十一面観世音菩薩は太子の御自作と伝えられ霊験いちじるしくその後幾度もの戦火を経て江戸中期近世の高僧慈雲尊者が初めて彼の正法律をかゝげられて正法の寺、即ちお釈迦様の御寺、長栄精舎として僧俗共勉学にいそしむ観音の道場となる。
現在も尚その聖域が文化の殿堂として河内の(東大阪市)玄関に保たれて居る。
特別客番 (野崎観音)  <御本尊>十一面観音   曹洞宗
〒574-0015
大阪府大東市野崎2-7-1
TEL 072-876-2324

<交通>
◎JR学研都市線野崎駅下車東へ徒歩5分。
年中行事
12月31日 1月元旦〜3日 初詣
5月1日〜5月10日 野崎まいり
7月9日夕〜7月16日朝 千日まいり
野崎観音は、正しくは、福聚山慈眼寺といい、昔は法相または真言宗であったという。
現在は福井の永平寺末、曹洞宗の禅寺である。
今から約1200年程昔、印度の渡来僧バラモン僧正が、この地は釈迦がはじめて説法をしたハラナという地に大変よく似ているとして、行基菩薩に願って観音像を作り、安置したのがこの寺のはじまりである。
藤原時代の末ごろ、淀川の右岸江口の里の江口君が、病を平癒されたお礼に堂宇を再興する。
また鎌倉時代、入蓮僧正が秦氏の協力を得て大修復をするも、南北朝や戦国時代の争乱に焼失する。
天和2年(約280年前)に青巌和尚が中興し、野崎まいりが盛んになる。
お染久松の浄瑠璃や、のざきまいり、野崎小唄などでもその名が知られる。
特別客番   <御本尊>聖観音   融通念仏宗
〒547-0045
大阪府大阪市平野区平野上町1-7-26
TEL 06-6791-0026

<交通>
◎JR関西線平野駅下車南へ徒歩5分。
<年中行事>
1月1日 修正会
1月16日 百万遍会(大数珠くり、お札授与)
2月3日(4日) 毘沙門天護摩供、大般若転読
2月21日 河内御回在ご出光
2月26日 元祖聖応大師御忌法要
3月5日 再興大通上人御忌法要 納骨諸霊大施餓鬼
3月21日 春季彼岸会
4月29日 河内御回在ご帰院
5月1日〜5日 万部法会
5月16日 百万遍会(大数珠くり、お札授与)
7月7日 中祖法明上人御忌法要
8月15日 孟蘭盆、法界大施餓鬼
9月16日 百万遍会(大数珠くり、お札授与)
9月23日 秋季彼岸会、大和御回在ご出光
11月14日 十夜会
12月13日 大和御回在ご帰院(山中入りの年は20日)
毎月26日 定例布教
当寺は古くから平野大念佛寺として親しまれている。大源山諸佛護念院大念佛寺と称し融通念佛宗の総本山である。
崇徳天皇 大治2年(1117年)鳥羽上皇の勅願によって此の平野の地に日本最初の念佛勧進の根本道場を創建する。其の後たびたび兵火と火災にあい、堂塔、伽藍一朝烏有に帰したが、元享元年(1321年)法明上人これを再興され、元禄年間には、大通上人によって輪奐の美が整備され大いに寺観を増すに至った。
然し明治31年に火災により焼失し現在の建物は昭和13年に建立されたものである。
本山境内には数多くの諸堂が在るが、霊明殿には鳥羽上皇を祠り、毘沙門堂には毘沙門天、円通殿には伝教大師の作と伝えられる聖観音像が安置されている。
特別客番  <御本尊>十一面千手千眼観音   真言宗御室派
〒583-0024
大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
TEL 0729-38-0005

<交通>
◎近鉄南大阪線藤井寺駅から西へ徒歩3分。
<年中行事>
1月1日〜3日 修正会
1月18日 初観音
2月 節分会
4月18日 春季大法要
8月9日 千日まいり
毎月18日 観音会(秘仏十一面千手千眼観音御開扉)
春秋彼岸8月 盂蘭盆会
神亀2年(725年)、聖武天皇の勅願によって創建され、行基菩薩の開基である。
御本尊の十一面千手千眼観世音は、仏師稽文会、稽首勲の父子の作で、均斉のとれた堂々とした体格に理智的な慈悲に満ちた表情の相好と、千本の小さな手を扇のように広げ、その間に40の手を伸ばしあらゆる苦悩を救い、無限の人々に手をさしのべる力を秘めておられる。中央の自然に合掌された手はみんなの安全をいつまでも願っている。
紫雲石の燈籠は聖武天皇の御寄附によるものである。
特別客番   <御本尊>救世如意輪観音   高野山真言宗
〒585-0013
大阪府南河内郡河南町平石539
TEL 0721-93-2924

<交通>
◎近鉄南大阪線富田林駅からバスで南加納下車東へ3キロ。
<年中行事>
1月元旦〜3日 修正会
2月3〜4日 節分
4月26日 御影供
10月22日 慈雲尊者忌
毎月15、28日 息災不動護摩
文武天皇の御宇役行者、法華経普門品観音経第廿五品に当て開創さる。
毎朝諸仏に供養する香花絶えず、霊水涌き香華寺と称さる。
後、弘法大師留錫、奥の院にて、求聞持法を御修行の時、高貴徳王菩薩影現し高貴寺と改名さる。
又、伝に「河内高貴寺に於いて大般若経を書写さる」(大師広伝)後夜聞仏法僧の詩を残さる。爾来三宝鳥の霊山とさる。鎌倉時代後鳥羽上皇の登山あり『この寺は、いかめしきところにて、鳥も仏法僧とこそなく』と、御製し残さる。
江戸時代慈雲尊者晩年30年住され、幕府に願ひ、正法律高貴寺一派総本山を称し梵行修業の道場とさる。
講堂安置の救世如意輪観音は、法隆寺夢殿の本尊を先師戒心大和尚、当寺の如意輪観世音なる深義をもって、聖徳太子垂跡の御本地身の尊像なる事と定められ御縁により、法隆寺定胤貌下の配慮により当山に鎮めらる檀木の霊像なり。
もって福徳寿命の寺(国威法光を輝やかし)衆生化益し無窮なり。
客番  <御本尊>阿弥陀如来
           十一面観音
   融通念仏宗
〒581-0865
大阪府八尾市服部川8-163
TEL 0729-41-0500

<交通>
◎近鉄大阪線服部川駅から南東へ徒歩5分。
<年中行事>
3月21日 春季彼岸会
4月 本山御回在
5月18日 観音講づとめ(大数珠くり)
7月24日 水子供養
8月18日 法界大施餓鬼
9月23日 秋季彼岸会 英霊追悼会 地蔵まつり
12月18日 観音講づとめ(大数珠くり)
当山は元禄4年(1691年)秀山の中興と伝える。阿弥陀如来を本尊と奉る念仏勧進の道場で、十一面観音は、霊験いちじるしく往昔より衆人の尊崇をあつめている。